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【タイ法律Q&A】(No. 23)就業規則の変更に対し承諾する旨の署名を拒否した場合、解雇は可能か

みなさま、こんにちは。

本日お送りする法律相談は

『就業規則の変更に対し承諾する旨の署名を拒否した場合、解雇は可能か』

をお送り致します。

(全文の文字数:723文字)

このコーナーでは会員の皆様から寄せられたご質問にお答えいたします。

過去の質問についてもサイト内でご覧いただけます。

【質問】就業規則の変更に対し承諾する旨の署名を拒否した場合、解雇は可能か。

先日、就業規則を一部改訂しました。

現在の労働者保護法と当社の就業規則に乖離があるため、

労働者保護法の改正部分を反映させました。

元々、当社は福利厚生が充実しているため、

労働者保護法で規定されている内容以上の待遇を与えていることになっています。

今回の就業規則の改定は、労働者保護法の改正部分を反映させただけなので、

特に従業員側にとって不利益になる内容ではないはずです。

ある社員が

「就業規則の変更は不利益変更だから、新たな就業規則には署名をしない」

と言って署名を拒否しています。

この場合、会社の命令違反として解雇することは可能でしょうか。

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