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【タイ労働裁判判例】(No.15) 病気による休職の後の解雇は不当か否か?(特別専門控訴裁判所判決 第649/2563)

皆様こんにちは。

本日ご紹介するタイ労働判例は

「病気による休職の後の解雇は不当か否か?」

をお送り致します。

タイ語の判旨を日本語に翻訳し、かつ日本語での解説を入れています。

(全文の文字数:2,248文字)

訴訟の概要

原告:A氏(ゼネラルマネージャー)

被告:会社X

原告A氏は被告である会社Xの被雇用者である。

A氏は良性前立腺肥大症を患っており、治療を受けていた。

雇用者である会社XはA氏に対し、休職し、完治させてから元の職位に戻るように言った。

よって、A氏は治療のために91日間休んだ。

会社XはA氏が職場に復帰した際、

A氏の代わりにB氏を同職(ゼネラルマネージャー)に就け、雇用していた。

また、会社XはA氏に対し「出勤しなくてよい」と通知してきた。

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