みなさま、こんにちは。
本日のタイ労働判例は
『工場の閉鎖に伴う解雇は不当解雇か否か』
をお送り致します。
(全文の文字数:1,785文字)
タイ語の労働裁判の判例を日本語に翻訳し、かつ日本語での解説を入れています。
訴訟の概要
原告:従業員11名(労働組合の委員)
被告:会社X(雇用者)
解雇前、雇用者は金銭面で問題を抱えており、注文が減り、
事業運営が円滑ではなかったことを理由とし、全従業員を解雇した。
雇用者は工場を閉鎖し、
その後会社Aと工場の賃貸及び契約を締結し、工場事業許可書を譲渡した。
よって、雇用者は経済の悪化により事業運営を停止したと考えられる。
全従業員の解雇について、