皆様こんにちは。
本日ご紹介するタイ労働判例は
「不当解雇の判断基準-異動命令の適法性と解雇の正当性」をお送り致します。
(文字数:4,189 文字)
タイ語の労働裁判の判例を日本語に翻訳し、かつ日本語での解説を入れています。
訴訟の概要
原告:従業員A
被告:会社X
雇用主である会社Xは、従業員Aを会社Xの関連会社である会社Yに異動させた。
会社Xと会社Yの取締役が同一人物であっても、この2つの法人は別の法人であり、
また別の会社であることから、民商法 第577条第1項に基づく雇用主の権利の譲渡とみなす。